そらまめ整体院の健康コラム

検査では異常がないのに眠れない…それは「自律神経の不眠」かもしれません

検査では異常がないのに眠れない…それは「自律神経の不眠」かもしれません

2026年01月13日 19:05

「病院で検査をしても異常はなし。でも、夜になると眠れない」
「薬を飲めば一時的に眠れるけれど、根本的に良くなっている気がしない」


こうしたお悩みを抱えて来院される方が、当院ではとても多くいらっしゃいます。


不眠というと、ホルモンや脳の異常、強いストレスなどが原因と思われがちですが、検査では異常がなく、生活習慣にも大きな問題がないのに眠れないケースも少なくありません。


そのような不眠の背景に多いのが、「自律神経の乱れによる不眠」です。
この記事では、「異常がないのに眠れない」不眠の仕組みと、整体でできるアプローチについて、やさしく解説します。

検査で「異常なし」=問題がない、ではありません


血液検査、CT・MRI、心電図などで「特に異常はありません」と言われると、
「じゃあ、なぜ眠れないの?」と不安になりますよね。


実は、自律神経の働きの乱れは、これらの検査では異常として映らないことがほとんどです。


自律神経は、

  • 呼吸

  • 心拍

  • 血流

  • 内臓の働き

  • 体温調整

  • 睡眠と覚醒の切り替え

などを24時間無意識にコントロールしています。


このバランスが崩れていても、臓器そのものに異常がなければ「異常なし」と判定されます。
しかし、体のスイッチがうまく切り替わらなくなっているため、眠りに入りにくい・途中で目が覚めるといった症状が起こるのです。

自律神経が乱れると、なぜ眠れなくなるのか


睡眠には、

  • 活動モードの交感神経

  • 休息モードの副交感神経

という2つの神経の切り替えが重要です。


本来、夜になると副交感神経が優位になり、呼吸が深くなり、心拍が落ち着き、自然に眠りに入れる状態になります。


しかし、自律神経が乱れると、

  • 体は疲れているのに、頭や神経が休まらない

  • 布団に入ると逆に緊張する

  • 眠りが浅く、ちょっとした物音で目が覚める

といった状態になります。


これは「気のせい」や「意志の問題」ではなく、体のスイッチが“オフ”に切り替わらない状態なのです。

こんな症状があれば「自律神経型不眠」の可能性

次のような特徴がある方は、自律神経の乱れが関係していることが多く見られます。

こうした状態が続いている場合、
「不眠症」という症状の裏に、自律神経のアンバランスが隠れている可能性があります。


👉 詳しい不眠症の仕組みはこちら

睡眠薬では解決しきれない理由


睡眠薬は、「眠るきっかけ」をつくる助けになります。
しかし、自律神経のバランスそのものを整えるものではありません。


そのため、

  • 薬がないと眠れない

  • 効きが弱くなってくる

  • 眠れてもスッキリ感がない

といった声をよく耳にします。

大切なのは、「眠らせる」ことではなく、“自然に眠れる体の状態”に戻していくことです。

整体でできる「自律神経の不眠」へのアプローチ


自律神経の乱れによる不眠は、
「心」だけでなく「体の緊張」から起こっていることが非常に多くあります。


当院では、

  • 呼吸を深くしやすくする

  • 首・肩・背中の緊張をゆるめる

  • 血流を整える

  • 副交感神経が働きやすい状態をつくる

といったアプローチを通して、眠りのスイッチが自然に入る体づくりをサポートしています。


「リラックスしよう」と頭で頑張るのではなく、体から“休める状態”に戻していくことがポイントです。

👉 不眠症に対する当院の整体についてはこちら

セルフケアで改善する場合・相談した方がよい場合


軽度の不眠であれば、

  • 朝、日光を浴びる

  • 首・お腹・足を冷やさない

  • ゆっくりした呼吸を意識する

といったセルフケアで改善することもあります。


ただし、

  • 夜中に何度も目が覚める

  • 2週間以上、不眠が続いている

  • めまい動悸頭痛などを伴っている

といった場合は、
自律神経のバランスが大きく崩れているサインでもあります。


「異常がないのに眠れない」という状態が続くと、
心身の回復力そのものが落ちてしまいます。
早めに整えていくことで、回復もスムーズになります。

よくある質問

Q1. 「自律神経型の不眠」って、結局“薬では治らない不眠”ということですか?

A. いいえ。「薬では改善しきれないことが多い不眠」という意味です。
自律神経の乱れによる不眠は、脳やホルモンの問題というよりも、
体の緊張・呼吸の浅さ・血流の滞りなど、“体の状態”が原因で起こっているケースが多いのが特徴です。

そのため、睡眠薬で「入眠しやすくはなる」ものの、

  • 朝のスッキリ感がない

  • 夜中に目が覚める(中途覚醒)

  • 薬をやめると元に戻る

といった悩みが残りやすいのです。
整体は、眠りを妨げている体の緊張や自律神経のバランスそのものにアプローチする方法なので、
「薬では変わらなかった不眠」に変化が出てくる方も少なくありません。

Q2. 薬を飲んでいるのですが、整体を受けても大丈夫ですか?

A. はい、問題ありません。多くの方が併用されています。
整体は、薬の代わりになるものではありませんが、
“眠れる体の土台を整える”ためのアプローチです。

実際には、

  • 薬を減らしたいと思っている

  • 薬を飲んでも熟睡感がない

  • できれば自然な眠りに近づきたい

という理由で来院される方が多くいらっしゃいます。
服薬中の方も、体に無理のない方法で施術を行いますのでご安心ください。

Q3. 整体を受けたら、どのくらいで眠れるようになりますか?

A. 個人差はありますが、「まず眠りの質が変わる」方が多く、数回で実感されるケースもあります。
自律神経型の不眠の場合、

  • まず「寝つきが少し良くなる」

  • 「夜中に目が覚める回数が減る」

  • 「朝のだるさが軽くなる」

といった“小さな変化”から始まることがほとんどです。

不眠の期間が短い方や、体の緊張が主な原因の方は、比較的早い段階で変化を感じることもあります。
一方で、長期間続いている不眠や、ストレスが強く関係している場合は、体が「緊張しない状態」を思い出すまでに少し時間がかかることもあります。

「どれくらいで良くなるか」は、初回の状態を拝見した上で、現実的な目安をお伝えしています。


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まとめ


検査では異常がないのに眠れない不眠の多くは、自律神経の切り替えがうまくいかなくなっている状態です。

  • 眠ろうとしても体が緊張してしまう

  • 眠っても疲れが取れない

  • 薬に頼り続けることに不安がある

このようなお悩みがある方は、
「体の側から整える」という選択肢もぜひ知ってください。


当院では、静かな個室空間で、
一人ひとりの状態に合わせた自律神経ケアを行っています。


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執筆:水野 浩史(そらまめ整体院 院長)


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