そらまめ整体院の健康コラム

【梅雨の頭痛】雨の日に頭が重くなるのはなぜ?今すぐできる3つのセルフケア

【梅雨の頭痛】雨の日に頭が重くなるのはなぜ?今すぐできる3つのセルフケア

2026年06月16日 18:40

こんにちは。そらまめ整体の水野です。

6月に入り、ジメジメとした梅雨の季節がやってきましたね。 この時期になると、お客様からよくこんなお声をいただきます。

「雨が降る前になると、決まって頭が重くなる…」 「どんよりした天気の日は、頭痛がして家事がはかどらない」

鎮痛剤を飲んでなんとかその場をしのいでいる、という方も多いのではないでしょうか。実は、梅雨時期の頭痛には、この季節特有の「体からのサイン」が隠されています。

今回は、なぜ梅雨に頭痛が起きやすくなるのか、その理由と、ご自宅で今日からできる簡単なセルフケアをお届けします。

なぜ梅雨になると頭が痛くなるの?

梅雨時期の頭痛の主な原因は、「気圧の低下」「自律神経の乱れ」、そして東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」の影響です。

梅雨の季節に咲き始め、薄紫色の花を覗かせるアジサイの蕾のクローズアップ。背景には、そらまめ整体院の玄関へと続く通路が見える。

1) 気圧の低下と血管の広がり

天気が崩れるとき、気圧はグッと下がります。私たちの体は、気圧が下がると血管が広がりやすくなる性質があります。頭の血管が急激に広がることで周りの神経を刺激してしまい、ズキズキとした頭痛(片頭痛)を引き起こしやすくなるのです。

2)東洋医学でみる「湿邪(しつじゃ)」の影響

この時期特有の「ジメジメとした高い湿度」は、東洋医学では『湿邪(体に悪影響を及ぼす余分な湿気)』と考えられています。 湿気が高くなると、体は汗をうまくかけなくなり、余分な水分が体の中に溜まってしまいます。水分が滞ると、体全体が重だるくなったり、頭に余分な水分が巡ることで「頭を重い袋で包まれているような」ズーンとした重い頭痛を招きやすくなるのです。

3)自律神経の乱れからくる筋肉の緊張

さらに、どんよりした天気が続くと気分まで沈みがちになり、自律神経のバランスも崩れやすくなります。理学療法士の視点から見ると、悪天候で外出が減り、家でスマホの長時間使用が増えることで、首や肩の筋肉が緊張して起きる「緊張型頭痛」をお持ちの方もとても多いと感じています。

痛いところだけを揉んでも変わらない理由

「頭が痛いから」と、こめかみを強く揉んだり、首の後ろをぐいぐい押したりしていませんか?

一時的に気持ちよく感じても、すぐに元に戻ってしまう場合は、全体のバランスが崩れている可能性があります。頭痛を根本からラクにするためには、頭そのものだけでなく、首や肩の緊張を緩め、自律神経が通る「背骨」の環境を整えてあげることが大切です。

体を優しくリセットして、気圧の変化に振り回されない体づくりを目指しましょう。

今日からできる!梅雨の頭痛を和らげる3つのセルフケア

特別な道具を使わずに、今すぐできる簡単なケアを3つご紹介します。

青々とした鮮やかな新緑の木々が広がる森の中で、両腕を大きく上へ伸ばして気持ちよく深呼吸やストレッチをしている女性の後ろ姿。

① 耳のまわりのマッサージ(気圧センサーを整える)

耳の奥には、気圧の変化を感じ取るセンサー(内耳)があります。ここが敏感になりすぎていると頭痛が起きやすくなります。

やり方: 両耳を軽くつまみ、上・下・横へと優しく引っ張ります。そのまま後ろに向かってぐるぐると5回ほど回してみましょう。耳のまわりがポカポカ温かくなればOKです。

② 肩甲骨を動かすストレッチ(首の緊張をリセット)

姿勢が丸くなると首に大きな負担がかかります。肩甲骨を動かして胸を開きましょう。

やり方: 両手を軽く肩にポンと置き、肘で大きな円を描くように、前回し・後ろ回しを各5回ずつ行います。肩甲骨がしっかり動いているのを意識してください。

③ 体内の「水の巡り」を良くする(湿気対策)

梅雨時は体の中にも余分な水分(湿気)が溜まりやすく、これが頭の重さに繋がることがあります。

やり方: 軽めの運動や入浴(湯船に浸かる)で、しっかりと汗をかきましょう(のぼせないよう自己管理のもとで行ってください)。ただし、熱すぎるお湯に浸かるのはNG。また冷たい飲み物は体を冷やし、内臓の働きを低下させ体内の水の循環を悪くします。できるだけ白湯や温かい麦茶などを摂るようにしましょう。

よくあるご質問

緑色のランチョンマットの上に並べられた、大葉を添えたおにぎり、梅干し、レモンが乗った焼き魚の和食プレート。横にはブロッコリーや人参の温野菜、きゅうりの漬物が添えられた、体に優しい朝食の風景。

Q1. 体の中の「水の巡り」を良くするために、おすすめの食材はありますか?

A. 東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」を払い、体内の余分な水分を外に出すには、紫蘇(しそ)や、レモン・グレープフルーツなどの柑橘類、梅干しなどがおすすめです。 これらは香りが良く、体の巡りをスムーズにして胃腸の働きを助ける効果があります。また、きゅうりやスイカなどのウリ科の野菜も利尿作用があり、体に溜まった水分を逃がしてくれますが、体を冷やしすぎないよう、冷たい状態での食べすぎには気をつけてくださいね。

Q2. 梅雨時期の頭痛を防ぐために、日常生活で「やらない方が良いこと」はありますか?

A. 特に意識して避けていただきたいのは、「寝る前のアルコール」と「塩分の過剰摂取」です。 お酒や塩分の摂りすぎは、体に水分を溜め込みやすくし、翌朝の「むくみ」や頭の重さに直結します。また、冷たい飲み物をがぶ飲みすることも胃腸を弱らせ、水の巡りを悪くする原因になります。この時期の夜は、少し味付けを薄味に意識し、お水も常温や温かいものを少しずつ飲むのがベストです。

Q3. すでに激しい頭痛が起きてしまった時、どう対処すれば良いですか?

A. 激しい痛みがある時は、躊躇せずにお薬(鎮痛剤)を飲んで、まずは痛みを和らげてください。 「薬に頼りたくないから」と限界まで我慢してしまうと、脳が痛みに敏感になり、かえって痛みが長引くことがあります。私がお伝えしているセルフケアは、あくまで「頭痛が起きにくい体をつくるための予防」です。痛みが強い時は無理をせず、お薬の力を借りてゆっくり休みましょう。もし、「お薬を飲む頻度が増えている」「セルフケアでは追いつかない」と感じる時は、我慢せずにいつでも当院にご相談くださいね。

まとめ

梅雨の時期の頭痛は、「少し体を休めてね」「無理をしないでね」という体からの優しいサインでもあります。お薬に頼らないといけなくなる前に、まずはご自身の体を労わる時間を少しだけ作ってみてくださいね。

もし、「セルフケアだけではなかなかスッキリしない」「首や肩のコリが限界かも…」と感じるときは、いつでも当院を頼ってください。全体のバランスを丁寧に整え、あなたがこの梅雨を心地よく笑顔で過ごせるよう、お手伝いさせていただきます。


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執筆:水野 浩史(そらまめ整体院 院長)


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