そらまめ整体院の健康コラム

夜中に何度も目が覚めるのはなぜ? 自律神経と「中途覚醒」の関係

夜中に何度も目が覚めるのはなぜ? 自律神経と「中途覚醒」の関係

2026年03月10日 19:06

夜中に何度も目が覚めてしまう。

・トイレに行くわけでもないのに目が覚める
・時計を見ると、まだ深夜2時や3時
・もう一度寝ようとしても、なかなか眠れない

こうした状態が続くと、

「ちゃんと眠れていない気がする」
「朝起きても疲れが取れない」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

このような症状は
「中途覚醒」と呼ばれる不眠の一つです。

実はこの中途覚醒、
生活習慣だけでなく 自律神経の乱れ が関係しているケースも少なくありません。

この記事では、

・夜中に目が覚めてしまう理由
・自律神経と睡眠の関係
・体の状態から考える不眠

について、やさしく解説します。

夜中に目が覚める「中途覚醒」とは

不眠にはいくつかのタイプがあります。

・寝つきが悪い(入眠障害)

・夜中に目が覚める(中途覚醒)

・朝早く目が覚める(早朝覚醒)

その中でも多いのが

「夜中に何度も目が覚める中途覚醒」です。

一度目が覚めてもすぐに眠れる場合は大きな問題にならないこともありますが、

・何度も目が覚める
・目が覚めるとしばらく眠れない
・朝起きても疲れが残る

といった状態が続くと、睡眠の質が大きく下がってしまいます。

自律神経の乱れによる不眠と中途覚醒

中途覚醒の原因として、一般的には次のようなものが挙げられます。

・ストレスや不安
・生活リズムの乱れ
・寝る前のスマートフォンやパソコン
・加齢による睡眠の変化

これらの影響で睡眠が浅くなり、途中で目が覚めやすくなることがあります。

ただし、病院で検査をしても

「特に異常はありません」

と言われることも少なくありません。

そのような場合、背景にあることが多いのが
自律神経のバランスの乱れです。

自律神経が乱れると、なぜ目が覚めるのか

自律神経と睡眠の関係(交感神経と副交感神経)

私たちの体には

・活動モードの 交感神経
・休息モードの 副交感神経

という二つの神経があります。

日中は交感神経が優位になり、
夜になると副交感神経が優位になることで、体は自然と眠りの状態に入っていきます。

しかし、自律神経のバランスが乱れると、

・体が休息モードに入りにくい
・眠りが浅くなる
・途中で目が覚める

といった状態が起こりやすくなります。

つまり、

体は疲れているのに、神経が休まらない

という状態になっているのです。


<note>

不眠にはさまざまなタイプがありますが、
自律神経の乱れが関係するケースも少なくありません。

不眠の仕組みについては、こちらのページでも詳しく解説しています。

眠れない人に多い「体の状態」

首や肩のこり・背中の緊張・呼吸の浅さなど体の状態が中途覚醒につながる仕組み

自律神経の乱れによる不眠の場合、
実は 体の緊張 が大きく関係していることが多くあります。

例えば、

・首や肩の強いこり
・背中の真ん中の張り
・呼吸が浅い
・常に体が力んでいる感じ

といった状態です。

こうした体の緊張が続くと、
体は無意識のうちに 緊張モード(交感神経優位)になりやすくなります。

その結果、

・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・眠りが浅い

といった睡眠トラブルが起こることがあります。

整体から見た中途覚醒へのアプローチ

自律神経の乱れによる不眠に対する整体施術

自律神経の乱れによる不眠は、
「心の問題」というよりも 体の状態 が関係しているケースも多くあります。

当院では、

・呼吸が深くしやすい状態をつくる
・首・肩・背中の緊張をゆるめる
・血流を整える
・副交感神経が働きやすい状態をつくる

といったアプローチを通して、
眠りのスイッチが自然に入る体づくりをサポートしています。

「リラックスしよう」と頭で頑張るよりも、
体の状態を整えることで、自然に眠りやすくなる方も少なくありません。

セルフケアで改善する場合・整体を検討した方がよい場合

軽い不眠の場合は、

・朝起きたら日光を浴びる
・首や足首、お腹を冷やさない
・就寝前に軽いストレッチをする

といったセルフケアで改善することもあります。

ただし、

・夜中に何度も目が覚める
・朝までぐっすり眠れない状態が続く
眠っても疲れが取れない

といった場合は、体の緊張や自律神経のバランスが大きく崩れている可能性もあります。

そのような場合は、整体で神経をリセットすることで睡眠が変わっていくケースもあります。

よくある質問

Q1. 睡眠薬を飲んでいるのに、夜中に目が覚めるのはなぜですか?

睡眠薬は、主に 「眠りにつくきっかけ」を作るための薬です。
そのため、寝つきは良くなっても、睡眠の質そのものが改善するとは限りません。

例えば、

・夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
・朝早く目が覚める(早朝覚醒)
・眠っても疲れが取れない

といった症状は、
自律神経のバランスや体の緊張が関係している場合もあります。

そのため、薬を飲んでいても途中で目が覚めてしまうケースは珍しくありません。
睡眠薬は「眠るきっかけ」を作る助けにはなりますが、眠れる体の状態そのものを整えるものではないという点を知っておくことも大切です。

Q2. 休日に寝溜めをすると、睡眠不足は解消できますか?

「平日に寝不足だから、休日にたくさん寝る」という方も多いと思います。

ただし、休日に長時間眠ると、

・体内時計がずれる
・夜になっても眠くならない
・さらに睡眠リズムが崩れる

といった悪循環が起こることがあります。

そのため、寝溜めで睡眠不足を完全に解消することは難しく、
むしろ不眠を長引かせてしまう場合もあります。

できるだけ起床時間を大きく変えず、
毎日の睡眠リズムを整えることが大切です。

Q3. 夜中に目が覚めてしまい、どうしても眠れないときはどうすればいいですか?

夜中に目が覚めたときに、

「早く寝なければ」
「明日が大変だ」

と焦るほど、かえって眠れなくなることがあります。

もし20〜30分ほど経っても眠れない場合は、

・一度布団から出る
・照明を少し落とす
・紙の本を読むなど、ゆっくり過ごす

といった方法もおすすめです。

スマートフォンやタブレットなどの 強い光(ブルーライト)は脳を覚醒させてしまうため、できれば避けた方がよいでしょう。

夜中に目が覚める状態が続いている場合、
体がうまく休息モードに切り替わっていない可能性もあります。

そのような場合は、体の状態を整えることで睡眠が変わっていくこともありますので、早めに専門家へ相談することも一つの方法です。

まとめ

夜中に何度も目が覚める不眠(=中途覚醒)の背景には、

自律神経の切り替えがうまくいかなくなっている状態

が隠れていることがあります。

・体が休息モードに入りにくい
・眠りが浅い
・途中で目が覚める

こうした状態が続く場合、
体の緊張や呼吸の浅さが関係していることも少なくありません。

「眠れない」というお悩みには、
整体で体の状態を整えることで、眠りの質が変わっていくケースもあることを、ぜひ知っておいてください。


不眠の原因や体の状態については、
こちらのページでも詳しく解説しています。

👉 不眠症ページはこちら

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執筆:水野 浩史(そらまめ整体院 院長)


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