そらまめ整体院の健康コラム

秋から冬へ──冷え性が悪化しやすい季節の変わり目に気をつけたい、自律神経と温めケア

秋から冬へ──冷え性が悪化しやすい季節の変わり目に気をつけたい、自律神経と温めケア

2025年10月28日 17:23

🍁 秋の土用に「冷え」が出やすい理由

秋の終わりを感じさせる石畳の道にもみじが舞い落ちた風景。季節の変わり目で体調を崩しやすい秋の土用をイメージ。

秋の終わりから冬にかけては、体が「陽(あたたかい)」から「陰(つめたい)」へと移り変わる時期。
この季節の変わり目(=秋の土用)は、自律神経がとても影響を受けやすくなります。


10月下旬〜11月初めは、一年の中でも基礎代謝がもっとも低くなる時期。
日照時間が減り、体のリズムが乱れやすく、血の巡りも滞りがちです。
さらに秋は「肺」と「皮膚」の働きが弱まりやすく、呼吸が浅くなったり、肌の乾燥から体表(手足・肩・首)を通して冷えが入りやすくなります。


このように、呼吸の浅さと血流の滞りが合わさることで「秋冷え」が起こります。
体の外側からも内側からも“冷えのサイン”を見逃さないようにしましょう。

🍠 冬は「守る」季節──冷えを内から防ぐ養生

冬の始まりに体を温めるヒーターとブランケット。冷え性対策として室内の温活を意識した暮らしの一場面。

冬は、東洋医学でいう「腎(じん)」の季節。
生命エネルギーを蓄え、体の熱を逃がさないことが大切です。


無理な活動や夜更かし、冷たい飲み物などは腎を弱らせ、体の芯から冷えてしまいます。
まず意識したいのは「とにかく冷やさない」こと。
特に首・腰・足首の“三つの首”は熱を逃がしやすい場所なので、マフラー・腹巻き・レッグウォーマーで守ってあげましょう。


朝は体温が上がるまでに時間がかかるため、起き抜けに白湯を飲み、深呼吸と軽いストレッチでスイッチを入れるのがおすすめです。
夜は早めに寝て、太陽のリズムに合わせた生活を意識しましょう。

🔸 秋冬に共通する「温めの3ポイント」

① 呼吸を深めて「氣」を巡らせる

そらまめ整体院での施術風景。肩や背中の筋肉をゆるめて呼吸を整える、自律神経を意識した整体の様子。

呼吸が浅いと、全身のエネルギー(氣)が滞り、体も冷えやすくなります。
そらまめ整体院では、呼吸と筋肉の緊張を整える「 調息〈ちょうそく〉コース 」を通じて、深い呼吸ができる身体づくりをサポートしています。
呼吸が整うと自律神経も落ち着き、自然に体があたたまっていきます。

② 足元とお腹を中心に“温める習慣”をつくる

温めた火山岩のホットストーン。遠赤外線の温熱で体の芯から冷えを和らげる温活セラピーの道具。

冷えの原因の多くは「下半身の血流不足」。
足湯や温かい飲み物、湯船に浸かるなど、毎日の小さな温活が効果的です。
当院では火山岩の遠赤外線で体の芯から温める温熱療法や、手のひらからじんわりと氣を伝える「 レイキ療法(天恵コース) 」も行っています。

③ 季節の食材で“気・血・水”を補う

にんじんやさつまいも、玉ねぎなどの根菜を使った温かいスープ。体を内側から温める秋冬の養生食。

  • 秋は「白い食材」(大根・れんこん・豆腐・白ごまなど)で潤いを補う

  • 冬は「黒い食材」(黒豆・黒ごま・ひじき・しいたけなど)で腎を養う

冷たい飲み物よりも、常温〜温かいものを。
内臓を冷やさないだけで、体の代謝がぐっと上がります。

🌙 冷え性のサインに気づいたら

  • 手足の冷え、むくみ、寝つきの悪さ

  • 背中や腰のこわばり

  • 肌の乾燥や気分の落ち込み

これらはすべて「自律神経の乱れ」と関係しています。
冷えは一種の“体からのメッセージ”。
疲れやストレスで交感神経が優位になり続けると、血流が滞り、冷えや不眠、肩こりなどが連鎖していきます。

🧘‍♀️ そらまめ整体院の「秋冬の温めケア」

当院では、自律神経のバランスを整えながら、体の外側・内側・気の流れの三方向から温めていきます。

  • 調息〈ちょうそく〉」…ツボ押し+温活+筋膜調整で巡りを整える

  • 天恵〈てんけい〉」…レイキで心身をゆるめ、内側からの温もりを引き出す

  • 火山岩温活」…自然の熱で深部の冷えを改善

秋の土用から冬の寒さにかけて、体を整えておくことで、春の不調(だるさ・花粉症・肌荒れ)を防ぐ土台ができます。


障子と畳の和室に整えられた施術室。静かな空間に花が飾られ、心も体も落ち着くそらまめ整体院の院内風景。

よくある質問(FAQ)

Q1. なぜ「秋の土用」は冷えを感じやすいのですか?

A. 秋の終わりから冬にかけては、昼夜の気温差が大きく、体が「陽(あたたかい)」から「陰(つめたい)」へと切り替わる時期です。この変化に自律神経がついていけないと、手足の冷えやだるさが出やすくなります。特に疲れが溜まっている方は、体温を保つ力(代謝)が低下しているため、早めのケアがおすすめです。

Q2. 自宅でできる「温めケア」は何から始めれば良いですか?

A. まずは「足首・お腹・腰」を冷やさないことが基本です。
白湯を飲む、湯たんぽや腹巻きを使う、レッグウォーマーをつけるなど、できることから始めましょう。朝晩の深呼吸も効果的です。呼吸が整うと自律神経のバランスも安定し、体の内側から自然と温まっていきます。

Q3. 整体でできる冷え対策は、自宅ケアとどう違うのですか?

A. 自宅ケアは「日々の維持」、整体では「体のリズムを整える」ことが目的です。
そらまめ整体院では、火山岩温活とレイキ療法を組み合わせることで、筋肉・自律神経・氣の流れの三方向から温めていきます。
冷えが慢性化している方や、体がこわばりやすい方には、定期的な施術でリズムを整えるのが効果的です。

🌸 まとめ

秋の土用は「冬の準備期間」、冬本番は「守る季節」。
この時期に自律神経と血流を整え、温める習慣を作っておくことが、一年を通して健やかに過ごすための鍵になります。

冷えを感じたときこそ、体と心を整えるチャンスです。
そらまめ整体院の“やさしい温活”で、冬を穏やかに乗り越えましょう。

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執筆:水野 浩史(そらまめ整体院 院長)


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